子どもにこそおすすめしたい農業体験とは

親子で楽しめる農業体験!選ぶポイントは?

なぜ農業体験が人気を呼んでいるの?

日本は小さな島国で、海外と比べても農業がとても盛んです。日本列島がある場所はモンスーン気候とされていて、雨に恵まれていて作物が育ちやすいのが発展した理由の一つだといわれています。国内で農業が行われたのは弥生時代がポピュラーですが、近年の研究では縄文時代から既に農耕が営まれている可能性があると言われています。

土地を切り開いて農地を耕す事で水田稲作が定着した事で、飢えに悩まされる事が少なくなり人口が爆発的に増えました。農耕が始まった事により、農具も一緒に発達していきました。収穫は石膨張で行われていて、多くの農具が出土しています。飛鳥・奈良時代になると公地公民制が始まり、それに伴い様々な農作物を国へ収める必要が出てきました。この時代になると人の手でイチから農耕をするのではなく西日本では牛耕、東日本では馬耕が多かった様です。

そこから班田収授法、三世一身法、墾田永年私財法とどんどん取り決めが変わっていき且つ農民にも階級の様なものがつき、それによって役割が出てきます。平安時代になると鉄器が普及した事。二毛作が始まった事で現代の農耕にグンと近づきました。既に牛馬のフンを使った施肥も行っていて、カカシなど鳥獣害防除も盛んになりました。

冒頭で申した様に日本はモンスーン気候である為、雨が多く時折洪水などの被害もありました。まだほんの一握りしか紹介出来ていませんが、日本と農業の間には切っても切れない深い絆があります。